SEO記事を外注する前に決めておくこと|失敗しないために伝えたい5つ

木の机の上に置いたノートパソコン、コーヒーの入ったマグカップ、メモとペン、スマートフォン Writing

記事を書く時間がとれないから、外に頼みたい。

でも、何をどう頼めばいいのか分からない。

お金を払うのだから、失敗はしたくない。

SEO記事の外注を考え始めたとき、こんなふうに迷っていませんか?

この記事でいう「SEO記事」は、
GoogleやYahoo!で検索したときに見つけてもらうための記事のこと。

SEO(検索エンジン最適化)は、
検索した人に自分のサイトを見つけてもらいやすくする取り組みです。

( 出典:Google 検索セントラル「Google 公式 SEO スターター ガイド」 )

外注がうまくいかない原因は、書き手の腕よりも、「頼む前の整理」にあることが多いと私は考えています。

この記事では、依頼の前に決めておきたい5つのことと、費用の目安、外注先の選び方をまとめました。

私が記事の依頼を受けるときに最初に聞いていることも、そのままお見せします。

SEO記事の外注で失敗しやすいのは「頼む前」

記事は予定どおり届いた。

文章もきれい。

それなのに読まれないし、問い合わせにもつながらない。

外注でよく起きるのが、こうしたずれです。

原因は、書く前の段階で「何のために書くのか」が共有されていないこと。

書き手は、頼まれたことを形にするのが仕事です。

依頼の中身が「このキーワードで3,000字」だけなら、
その条件を満たす記事が届きます。

でも、本当に解決したかったのは、
「問い合わせが少ない」ことだったのかもしれません。

そこが伝わっていなければ、記事は条件どおりでも、
困りごとはそのまま残ってしまいます。

偉そうに書いていますが、これは私自身の失敗でもあります。

以前、相手が何を求めているのかを聞ききれないまま、
言われたことだけを形にしていたことがありました。

振り返ると、表面的な課題の解決しか考えられていなかったんです。

だから今は、依頼を受けたら最初に聞くことを決めています。

外注する前に決めておきたい5つのこと

私が記事の依頼を受けるとき、最初に聞いているのはこの5つ。

依頼する側が先に考えておくと、
外注先とのやりとりがずっと早くなります。

完璧な答えでなくてかまいません。

「今のところ、こう思っている」くらいで十分です。

1. 課題:いま何に困っているか

最初に知りたいのは、いま困っていることです。

たとえば「問い合わせが少ない」、
「検索しても自分のサイトが出てこない」。

「サービスの良さが伝わっていない気がする」も立派な課題です。

記事は、課題を解決するための手段の1つにすぎません。

課題が分かると、そもそも記事で解決できることなのかも見えてきます。

2. 目的:記事で何を実現したいか

次に、記事を通して何を実現したいか。

新しいお客さんに見つけてもらいたいのか。

すでに知っている人に、もっと信頼してもらいたいのか。

一緒に働く人を集めたいのか。

目的によって、選ぶキーワードも、記事の最後に置く案内も変わります。

3. 目標:どうなったら成功か

目的が決まったら、「どうなったら成功と言えるか」を考えます。

「問い合わせが月に3件来たら」のように数字で決められれば理想的。

でも、最初から数字でなくても大丈夫です。

「サービスのページを見てもらえるようになったら」くらいでも、
外注先と同じゴールを見られます。

4. ターゲット:誰に読んでほしいか

記事を読んでほしいのは、どんな人でしょう。

年齢や仕事だけでなく、どんなことで困って検索するのかまで考えておくと、
記事の中身がぶれにくくなります。

迷ったら、いちばん来てほしいお客さんを1人思い浮かべてみてください。

5. 優先順位:何からやるか

書きたい記事が10本あっても、一度に全部はできません。

予算も時間も限られている中で、どの記事から始めるか。

売上に近いテーマから書くのか、まずは知ってもらうための記事から書くのか。

ここが決まっていると、限られた予算をいちばん大事なところに使えます。

依頼するときに用意しておくと話が早いもの

5つのことに加えて、次の2つがあると最初の打ち合わせがスムーズです。

  • 今の状況が分かるもの(サイトのURL、今ある記事、アクセスの数字など)
  • 依頼する側から見えている課題

アクセスの数字は、分かる範囲で大丈夫です。

課題も、うまく言葉にできなくてかまいません。

「なんとなく、このままじゃいけない気がする」からでも始められます。

全部そろえてから相談しなきゃ、と思わなくていいんです。

分からないところは、書き手と一緒に整理していけば十分です。

SEO記事の外注費用の目安

記事の外注先は、大きく分けて3つ。

クラウドソーシング、個人のライター、記事制作の代行会社です。

それぞれの費用の目安は、次のとおりです。

外注先1文字あたりの目安
クラウドソーシング0.5〜5円ほど(リサーチやSEOの知識が必要な記事は1.5〜3円ほど)
個人のライター1円から受けている人もいるが、分野や実績によって差が大きい
代行会社1〜10円ほど(3〜5円ほどがひとつの目安)

( 出典:クラウドワークス「記事制作の外注費用を総まとめ!最適な外注先の選び方も紹介」 )

たとえば3,000字の記事を1文字2円で頼むと、
1本6,000円になります。

文字単価だけで比べない

金額を比べるときに気をつけたいのが、どこまでの作業が含まれているかです。

キーワードを選ぶところから頼むのか。

記事の設計図にあたる構成案から頼むのか。

それとも、決まった構成で書くところだけをお願いするのか。

クラウドワークスの発注相場を見ると
記事の構成を考える「記事企画」は1記事1,000円から、という目安が出ています。

( 出典:クラウドワークス「クラウドワークス発注相場」 )

同じ文字単価でも、頼む範囲が違えば中身は別物です。

見積もりを取るときは、金額と一緒に、
「どこからどこまでやってもらえるか」も確かめておくと安心です。

※費用は時期や依頼の内容によって変わります。あくまで目安として見てください。

外注先を選ぶときに見ておきたいこと

費用と同じくらい大切なのが、どんな進め方をしてくれる相手か。

選ぶときは、次の3つを見ておくと安心です。

最初に課題や目的を聞いてくれるか

最初のやりとりが、文字数と納期の話だけで終わっていないか。

「なぜ記事を書きたいのか」

「誰に読んでほしいのか」

を聞いてくれる相手なら、条件を満たすだけの記事にはなりにくくなります。

構成案の段階で確認させてくれるか

構成案は、記事の見出しと、それぞれで何を書くかをまとめた設計図です。

書き上がってから「思っていたのと違う」となると、
直すのに時間もお金もかかります。

構成案の段階で一度確認できれば、方向性のずれに早めに気づけるんです。

書き手の側も、ここで方向性がはっきりするので、お互いの不安が小さくなります。

書いた記事の見本があるか

どんな文章を書く人なのかは、実際の記事を読むのがいちばんの近道。

ブログや、これまでに書いた記事を見せてもらえるか聞いてみましょう。

SEO記事の外注は「丸投げ」より「一緒に整理」から

SEO記事を外注すれば、書く時間はたしかに減らせます。

ただ、課題や目的まで手放してしまうと、
記事は届いても成果にはつながりにくくなります。

外注先を選ぶことは、最初の整理を一緒にやってくれる相手を選ぶこと。

まずは5つのうち「課題」だけでも、メモに書き出してみてください。

それがあるだけで、
外注先との最初の打ち合わせはずいぶん話しやすくなります。

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